マルズログ

 ランニングと日々の雑記帳

七月の空

 

 
 
 14日、19時 「大阪方面」
 
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16日の「枚方大橋付近」の河川敷
 
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18日、「樟葉附近」の河川敷
 
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18日、「淀川」の河川敷道は「牧野」辺りで冠水して、
通行止めになっていた。自転車のお兄さんに、
「この先、浸かってますョ」って云われて、
しばらく行って確かめるとUターンしてきた。
水は膝下までもなさそうだが、先は読めないし、
行くかもどるかで、他に逃げ場もないから
引き返すことにした。
 
 
台風の残り雲がきれぎれに、
その隙間から強烈な陽射しが差し込んで、
冠水した地面を照り返して、温室の中にいるような
すごい湿気で蒸せかえる。
ときどき、淀川の様子を見に来た自転車のおじさんとすれ違うと、
他は、支流が合流する溜まりのポイントに竿を出す釣り人くらいで、
ランナーの姿は見かけない。
 
 
河川敷から堤防に上がると、辺り一面が冠水 しているのがよく見えた。
ゴルフ場も水浸しで閉鎖され、復旧作業がはじまっている。
淀川は「樟葉」の先、京都府「八幡」で、「桂川」、宇治川」、
「木津川」と三本の川が合流して、上流が雨だと
水嵩は一気に増えて河川敷を浸す。
過去に何度も堤防は決壊し、周辺地域は被害に遭ってきたが、
今は護岸も整備され、まず大丈夫らしいけど、
二年前の台風18号の時は、河川敷一帯、公園もグランドも水没して、
水位が堤防の数メートル下まできたことがある。
その復旧に何ヶ月もかかり、何億もの税金が使われた。
 
 
直撃は避けられたとしても、毎年性懲りもなくやってきては、
多大な被害をもたらして、疾風強盗よろしく何処かへ消えてしまう。
そんな「台風」に慣れっこになったわけじゃないが、
やっと通り過ぎれば「やれやれと‥‥」怒りや我慢もへこんで、
「諦感」のような、無力さのオブラートみたいな感情が、
自分の中に訪れてるのは、これはあくまで個的なことなのか、
それとも普遍的な要素もあるのか‥‥‥、
「ややこしいことを」、「いろんなことを」枝雀考えてしまう。
 
 
いまだ「台風」に関しては観測予報、避難勧告が精一杯で、
有効的な対策もないし、これからもないかもしれないし、
そんなものが存在?し、現象だから現れ?か、ホラーみたいだが‥‥‥、
ホラーではありません。むしろその対極にあるような「恐怖」、ですが、
毎年、何度か現われては消えて行くその「恐怖」に
今年も一期一憂しながら夏が過ぎていくのでしょう。
 
 
「台風が近畿、四国に迫る16日の夕刻、河川敷でを発見」
夏休みの子供新聞みたいなタイトルですが、
走ってる目の前を忙しげに横切って行く一匹の大きな亀!
それも水際から離れるように堤防の斜面をめざしている。
前にも同じように横断するをみたことがありますが‥‥‥、
は遅いものと思っていたのに、それが以外に速くて、
一目散に堤防の草叢に隠れてしまいました。
 
はあの硬い甲羅のどこかに台風接近を察知できる高精度なセンサーを
持っていて、事前に台風から避難することができます。
 「不思議発見のキャッチ」ではございません。
これは一度のみならず、現地調査、体験ずみの報告ですから。
 
でも、このセンサー、人間には付いてないの‥‥‥?
こんど「亀仙人」に聞いてみよ‥‥‥。
       
              昨日のジョギング、21㌔、( 2 : 24 : 42 )