(三条鴨川)
7日に和歌山に上陸した台風5号はそれ程強い雨風もなく、夜の間に近畿地方を通過して、8日の朝には日本海に抜けたみたいです。雨も止んだのでいつものように河川敷まで走りに行くと、淀川は昨日までの雨を一挙に集め、土色の濁流が渦を巻いて流れています。すでに警戒水位を越えているのか、所々に監視員が立ちじっと流れを睨んでいました。
駐車場が閉鎖中だから河川敷道もまだ通行禁止かもしれない。監視員はこんな時に走ってるランナーなんぞ、目にも入らないみたいで振り向きもしない。
間違って道路から転げ落ちたりしたらまず助からないだろう…、濁流を見てると引き込まれそうになってついそんなことを考えてしまう。
それでも連日の猛暑日のことを思えば、今朝は気温は低いし強烈な陽射しもないから走りやすくて台風さま様と言ったら怒られそうだ。
濁流を見てると、2013年の台風18号の事が蘇る。車で「西穂」へ向った9月17日、あの時は今走ってる河川敷道路も公園も何もかもが水没して、管理事務所まで流された。後にその時の水位は河川敷道路から垂直距離でほぼ3m上の堤防斜面まで来て、流木やゴミのラインがくっきりと残されていた。
この日午後から京都の三条まで出かけると、三条大橋からの鴨川は淀川よりもすごい濁流が音を立てて白い水飛沫を上げていました。
五山の送り火も間近、京都の夏は暑いけど、夜の三条大橋は涼しい夜風が流れていました。
本日のランニング : 9.92km ( 1 : 04 : 39 ) 6:30/km