マルズログ

 ランニングと日々の雑記帳

京北トレラン、レポ

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元細川小学校前の桜🌸

 

「第3回京北の森を走る2019」の大会会場は京都府のゼミナールハウス「アウル京北」の「原っぱ」で、トレランのゴール地点になっています。地元の美味いもの店やクラフト作家さんのテントが並び、明日の木こり技能大会もこの「原っぱ」で行われます。

 

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開会式 

 

坂を上って「アウル京北」で受付を済ませると、ランナーはここからスタート地点の元細川小学校までバスで移動。およそ300人のアットホームなトレラン大会ですが、完走率は100%。本当のお話です。最後の一人が「原っぱ」に帰ってくるまで大会は終わりません。

 

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女子のスタート

 

スタート時間は男子が10:40で、女子は25分早い。コースは山桜🌸が舞う沢沿いのトレイルを「滝又の滝」までつめ、そこから斜面を上がって小さなアップダウンを繰り返し、やがて最初のハイライト東俣山の急登が待っている。

高度差200mの急登をノンストップで上がるのはさすがにキツイ。山頂からは「茶呑峠」までいっきに降って、コース途中で二番目のハイライト、パラグライダーの飛翔デッキへと向かう。このまっすぐな登りもキツイけど、飛び出した飛翔ポイントの絶景に疲れもいっきに吹っ飛んでしまう。昨年はガスがかかって幻想的な景色だったけど、今日は雲一つない青空が広がって、羽があったら飛びたい気分。

 

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写真を撮りあって分岐に戻ると今度はいつきに300mの急下降。踏み外せばシャレですまない急斜面だけど、前が開いてるし後ろから来てるのでドンドンとばす。ここで焦るとちとヤバイと言い聞かせながら慎重に飛ばすが、時々足元がブレてバランスを崩す。このコースの核心は急登よりもこの下りかもしれない。

降りきったところは明るく開けた田園地帯。桜並木の川沿いのロードを森林公園のエイドを目指してひたすらガンバる。まだ残っている桜が🌸風に舞って飛んでくる。さっきパラグライダーのデッキから眼下に見えていた田園風景の中を今走っている。

 

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「餃子はないのかな?」「ビールも欲しいな…」エイドを前に賑やかな一団とわいわい言いながら並走。ようやくエイドに着くと昨年と比べて食べ物の品数がちょっと少ない感じだ。たぶん早い者勝ちだから先行ランナーにやられてしまったのか?それでも、プリン、ネギの味噌和え、サバ寿司、イワシのサンドイッチ?と充分でしょう。コーラも貰って何とも贅沢なメニュー。これで文句は言えない。でも後のランナーの分があるのかちょっと心配です。エイドの美味さランキングではベストワンだろう。食べるのに忙しくてここの写真も撮り忘れてしまった。

ここまでのスプリットタイムが2時間40分。ゴールまであと4kmらしいから、がんばれば3時間を切れるかも、昨年は3時間24分だったから前回タイム更新は間違いなさそうだ。

 

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最後の小さな山越えをがんばってロードに出るとやがて前方に「アウル京北」が見えてきた。ここから最後の登りで声をあげていた元気なお兄さんと並走。なんと息子と同じ歳だ。子ども達のサッカーのコーチをやってるらしい。それがなんと息子の知り合いの友人だと言うからビックリ!そのまま一緒にゴール。喋りすぎたのか3時間は切れなかった。

ゴールした途端、「はてブロTシャツ」を見たスタッフの人に「はてなじゃないですか…」といきなり声をかけられた。実はこのスタッフさん、トレランも走ってブログも書いてる「はてな」のお方でした。

アットホームな大会だからこんな出会いもあるのかも…、一泊して後夜祭に出ることも考えたが、あいにく次の日仕事なので、今度はぜひ参加してみたい。

 

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