マルズログ

 ランニングと日々の雑記帳

NAGI PEAKS レポ①

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今回の第2回大会は前回にくらべて、距離がチャレンジ4k.ミドルが 5k増えて、制限時間も15時間、10時間と延ばされました。ミドルコースは後半の12k以外は前回未走区間で、スタートから那岐山直登のワンウェイコースです。大会プロデューサーの奥宮俊祐氏が昨年コースよりさらにタフになりそうと宣言していた通り厳しいレースになりそうな予感がありました。

天気は曇り最高気温が26℃で、陽射しもなくまずまずのコンディション。津山に前泊して車で6時過ぎ会場の「すぱーく那岐」に入る。ミドルのスタートは8時で、チャレンジコースは昨年と同じ、今回ミドルのゴール地点の「勝北総合スポーツ公園」から4時スタートです。

8時のスタートのアナウンスで、那岐山に向かって真っ直ぐに延びる2k近い直線道路から右折してトレイルに入って行く。8k先の最初のエイドまでいっきに700m上がって、そこからさらに1255mの那岐山頂を目指します。

エイドを過ぎるといきなりガレ場の急登で、いよいよ600mの登りがはじまる。追い越しのきかない一列縦隊の登りがひたすら続く。若いランナーの会話の声も消えて、止まると後ろが渋滞して前が開くからひたすら前について行く。グループ登山なら1時間に5分は休みを入れるルートだ。トレランはあくまでレースだし、そんなの関係ないで止まらない。

止まると気が折れて、また止まりたくなるから、その前に小刻みにステップを変える。まだまだこれからだし、那岐山までの前半の登りが核心で、そのあとまだ2/3が残っていることは分かっていても、先のことを考える余裕などはない。とにかく山頂に立たないと先はない。

8kの最初のエイドで腰も下ろさずに3〜4分レストして給水するとすぐに出発して、それから那岐山までのはほぼノンストップで上がった。

今自分の位置がどの辺りにいるのか?スタート時点ではぼぼ真ん中あたりだったから、トレールに入ってもあまり変わってないと思うけど、そのあたりは考える余地もなくひたすらマイペースで上がる前半戦でした。

続く