マルズログ

 ランニングと日々の雑記帳

後編 第44回 大阪府チャレンジ登山大会 トレイルランの部レポ

 

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前のグループのスタート

 

大和葛城山からいっきに急斜面を駆け降りて、水越峠通過が12時前。スタートからすでに3時間50分が経過。距離はまだ16kmで半分も来ていない。ここから沢沿に緩傾斜の地道をつめていく。この道が悪くて長い。ここを歩いてしまうと大きなタイムロスだが、急登をまえにここは抑えていきたいところ。やがて小さな橋を渡り右岸の急斜面へ取り付く、いよいよここからコースの核心部のはじまりです。速いランナーもここはさすがに走れないだろう。追い越しのきかないジグザグの急登が続く。少し傾斜が落ちるとこんどは直登のながい階段が現れて、金剛山の山頂まで大小様々の丸太の階段登りを繰り返す。急斜面になったあたりで昨日降ったのか所々に雪が残っている。きょうの自分のウエアーはタイツにランパン、Tシャツ、アームウォーマーにウインドブレイカーと登山者みたいだけど、この寒いのにランナーのなかにはランパン、ロングTシャツだけの女子ランナーもいる。そんな速いランナーは初級ゴールの大和葛城山あたりでいなくなってしまったが、時々やたら速いランナーが大声を出して追い抜いていく。やがて傾斜が緩んで見覚えのある分岐点に飛び出すと、府岳連の係りの人が中級ゴールまであと1.5kmのコール。山頂周辺道に出たようだ。やがて中級ゴールの金剛山ちはや園地着13時20分。

(スタート後携帯の電池が切れて核心の写真がありません) ^^;

 

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 大和葛城山と比べると気温も上がって陽も照り出した。風を避けて園地の隅で小休止。お茶とおにぎりを補給してさっきより長めのレスト。速いランナーは給水すると休まずに先を急ぐけど…、自分はそれでは完走できない。トレイルランナーとは言えないようだ。登山者とランナーの中間者あたりか?核心部を超えたがあとまだ15kmのながい縦走路が残っている。小さなアップダウンが続く県界尾根を行く。最後のチェックポイント行者杉通過が15時13分。残りあと8kmのコール。さっきから単独走行で前後に人影もなく、時々先行の登山者を追い越すたびに大きな声で「こんにちは〜」、もうどれだけ声をかけてきたかわからない。この大会は登山者とランナーが同時走行で自ずとランナーが登山者を追い越していくことになる。そろそろそれもお終い。係りの人がゴールまであと1.5kmのコール「お疲れさま!」と拍手👏にジンときてしまった。16時30分30秒、南海紀見峠駅上級ゴール着。成績書は送付だけど、前回タイムを26分くらい更新したようだ。タイムはともかくケガなく故障なしで完走できてなによりでした。(^_^)

 

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