マルズログ

 ランニングと日々の雑記帳

「ダイトレ」チャレンジ登山、トレイルランレポ 前編

 

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第44回大阪府チャレンジ登山大会、トレイルランの部、正式名称はなが〜い。

「ダイトレ」と言うのは大阪府が70年に設定した金剛山地から和泉山脈にかけての50kmの縦走路「ダイヤモンドトレール」の略で、その部分カット36kmが今回のコース。初級、中級、上級と距離により分けられています。3年ぶりの3回目ですが、1回目は中級の金剛山タイムアウト完走ならずでした。日曜日は前日から気温が下がり夜は雨になっていて、ルート状態が気になるところ、始発電車で会場の二上山麓ゆうあいstふれあい広場に7時過ぎに到着。トレイルランの部は30分おき20〜30人グループごとのスタートで自分は8時10分の部。風が強くて体感温度は2〜3℃くらいか?スタート間際にうっかり飴を舐めて、そのせいでもないと思うけどすぐに息が上がる。このコースはスタート直後の坂がキツイのは分かっていたが、きょうはダメかもと端から弱音を吐いてしまった。電車で1時間以上立ちっぱなしがこたえたのか…?絶不調!二上山の鞍部に上がるまで最初はとにかく我慢だ。

 

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当麻寺の参道から会場へ

 

やっとリタイアの意識は消えたが、まだカラダがだるい。いったん竹内峠に下ったあと、岩橋山から大和葛城山へ徐々に高度を上げていく。この初級ゴールまでの最初の13kmはラストの金剛山から紀見峠までの15kmと登り基調と下り基調の違いはあっても、小さなアップダウンの繰り返しで単調で長いところはよく似ている。コースのハイライトは大和葛城山直下の丸太の階段登りと金剛山への急登だろうか…?トレイルランの部はポイント最終通過時間はアクシデントでも無い限りまずは問題ないけど、自分のレベルに合わせた全コース完走のレースメイキングは装備も含めて必須項目です。

 

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 初級ゴール通過10時57分、前回とほぼ同じ。やっぱり最後の丸太の階段はキツかった。ようやく初級ゴールの大和葛城山に着いたが、風がキツくて寒くてじっとしてられない。ULダウンを持ってきて正解だった。即刻濡れたウインドブレイカーと取り替えて、風のあたらない場所を見つけてレスト。今回初級ゴールのレストポイントには冷たい飲み物しか置いてない。前回は確か暖かいお茶もあったはずだけど…、´д` ; この時期のトレランはレストの汗冷え対策も必須です!そのままじっとしてた低体温症になりかねない。

 焼きそばパンとお茶をとって10分後にスタート、寒いからはやく動きたい。体感温度は0℃!957mの山頂だ。そのままULダウンを着たまま走り出す。ここからは水越峠まで長い階段混じりの急下降が続く、階段で飛ばすと危険なのは承知でも、下りで時間を稼がないと…、とりかえすかところがない。あくまでタイムトライアルだ!これ以上グループに差をつけられるのもいやけど…、精一杯だ。下りはテクニックが要求され一瞬たりとも気が抜けない。水越峠通過11時59分、1時間の急下降だった、いよいよここからハイライトの金剛山への登りへと続きます。

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