マルズログ

 ランニングと日々の雑記帳

「生駒チャレンジ」レポート

 

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15日の日曜日「第11回生駒チャレンジ登山大会」トレランの部走ってきました。大阪府山岳連盟の主催とあって、文字どうり当初は登山のみの大会でしたが、あとからトレイルランが追加され、コースも同じというから、今時レアな大会なのでしょう。スカイウオークのスタートが1時間早く、ランナーは随所でウオカーを追い越すカタチになり、お互い了解ずみとはいえ、それが大きなネックなのは変わりません。

このコースは大阪と奈良を分ける生駒山系に点在する6つの「府民の森園地」をつなぐ高安山までの32kmで、「くさか園地」から「なるかわ園地」まで生駒山への登り降りの10kmが核心部。今回で3回目だしコースも分かっているから、雨なら無理することもないと思っていたけど、「丹後」も台風で流れたし「京都」も落選と、ツキには見事に見放され、ここらでパッとスッキリさせたいが、ロードレースの前に雨のトレランで故障なんて、お粗末なことだけは避けたい。リスクもあるが雨の様子を直前まで伺っていた。

スタート会場は交野市「私市」で1時間はかからない。トレランは7時から10分間隔のウエーブスタート。7時30分のグループは20人足らず、先頭がいきなりコースを間違えて飛ばして行くと、後もつられてついて行くが難なくすぐに気がついた。雨は降っているのが気にならないくらいで、入りのペースは6.5/kmくらい。今回はタイムは度外視、目標はあくまで完走。雨のなか我慢の走りになることは承知たが、コースの荒れ具合は予想がつかない。

 

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 高低差は少ないが後半の高安山までの10kmは単調で道が悪いから、今回はここが核心になるかもしれない。

「なるかわ園地」着10:52、ここまでは前回とあまり変わらない。ただ核心の登りで左膝と股関節に痛みが出て何度かウオーキング、我慢できない痛みじゃないが、左足をかばう走りになっている。後半どうなるかが気になるところ。

 

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展望台からの大阪平野はガスに靄って、遠くにあべのハルカスのシルエットがぼんやりと見える。 「なるかわ園地」を過ぎると次第に雨脚が強くなり、あいかわらず左脚の痛みが取れない。何人かに追い越され、最後尾になったのか後が来なくなった。完走できればラストでも構わないが、左脚の方が気がかりで、ぬかるんだ斜面で踏ん張りも効かないし、今にも滑り落ちそうで恐い。時計を見るとあと7kmもある?、それはおかしいと背後にいた女性ランナーに声をかけると、さっき高安山まで3キロの表示を見たと言う。雨だとGPSも狂ってしまうのか?見憶えのある大きなコンクリート舗装の坂に出るとゴールは間近。あと1kmくらいか、最後はまわりに誰もいなくなってひとりでゴール。ゴールの手前でいきなり「ラン」or「ウオーク?と聞かれて驚いた。「え!」俺、ウオークに見えたの…?

タイムは前回より30分以上オーバーの5時間29分でしたが、まずは初戦、雨のトレラン完走でした。