マルズログ

 ランニングと日々の雑記帳

京都マラソンを走って思うこと、 その1

 

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1万6000人参加のマラソン大会だから会場が混雑することは予想出来たが、これほど混み合うとは思わなかった。一番混雑する時間帯に会場入りしたみたいで、駅からすぐ隣の会場まで人の波が続いていた。荷物預けのトラックに近い場所で準備して、ごいさんとの待ち合わせ場所へ向かう。どうにか間に合ってよかったが、大混雑で移動するにも時間がかかり、アップするにもできるような場所もなかった。スタートブロックに並んでから30分以上も立ったままで、カッパを着てても身体は冷え切ってしまいスタート後の脚のことが気になっていた。

そんな不安も走りだすと一挙に吹き飛んで快調な滑り出しで5'10"/kペース。いつもの5kを27分まで抑える意識もなく、10k過ぎの山越えのアップダウンで10〜20秒上下するものの、15k付近まではこのペースをキープ、前半は意外にも順調過ぎるくらいで行けたので、これはPBはダメでもサブ4は間違いないと思っていた。

後から分かったけど、この山越えの下り坂で抑えずに加速にまかせて下ったことで脚に大きな負担をかけていた。悲鳴をあげていたのに全く気づかなかった。(何度かつんのめりそうなのを堪えていた)そのことが25k〜30k付近で、鴨川の河川敷の地道に入って、ハムスの痙攣を引き起こすことになった。他にもタイムロスを回避しようと前半給水を取らなかったり、エナージーや給食も20k過ぎまで取らなかった。それも影響したみたいで30k過ぎで脱水症状と、ガス欠も重なり一挙に脚が止まってしまった。典型的な前半飛ばし過ぎ(自分のレベル)の撃沈パターンでしょう。ただ自慢じゃないけど、これだけ見事にが脚が止まったのも、前半の抑えずに行ったのもはじめてで、撃沈はしたものの得るものもあった。はじめから行けるとこまで行くポジティブなスタイルも悪くない。自分にはむしろそちらの方が合っていると実感できた。前半抑えて入っても大概後半ベースが落ちる。所謂ネガティヴスプリットというのは今まで二度あったくらいで、まず自分には無理なこと、最後までイーブンペースで行けたというのもない。今回やっとそのことに気がついた。

○その2へ続く