お盆休みの初日に、何年かぶりかの美術館へ行きました。
京都市美術館の「ダリ展」が混んでそうなので、空いてるだろうと思って
お盆休みの混雑を避けて、市街地の穴場を選んだつもりが、
地下の駐車場から「天王寺公園」に上がると、なんと人がいっぱい。
いまさらだけど、天王寺には日本一高いビル「あべのハルカス」がありました。
子供連れが目立つのは、公園の「てんしば」(イベント広場)で、
子供たちが喜びそうな「ジップライン」や
ミニ「ボルダリング」などが催されていた。
広場を通り抜け美術館へ続く道も混んでいて、ひょっとしたら、
みんな「デトロイト美術館展」へ行くのかもしれない。
ゆっくりゴッホやマティスの絵が見れると期待してきたけど怪しくなってきた。
デトロイトといえばかつては自動車産業の都市、今でもそうなのか分からないが、
その産業資産で世界の名画が集められた美術館で、他にもモネ、セザンヌ、
館内に入ると第1章の印象派から第4章の20世紀のフランス絵画までの、
四つのカテゴリーの大きな部屋に分かれていて、中は予想通りの混雑だった。
人気の作品の前は人だかりができ、進路も渋滞してなかなか進まない。
この混雑のなかでゆっくり作品を見ることはちょっと難しいけど、
それでも、名画を肉眼で見れるのだから立ち止まる人も多くて、
気をつけないとすぐに前とぶつかってしまう。
もっと時間をかけて見たかったが、でも本物はやっぱり凄かった。
印刷物とは色彩が全然違うし、タッチやディテールも見えたから、
売店で買ったハガキと、さっき見た本物とのあまりの違いに、
あたりまえだけど驚いてしまった。
bonnard woman with dog 1924
本日のランニング : 9.75km ( 0 : 57 : 46 ) 5'55"/km