先週は二、三日暑い日が続いたが、昨日の朝は少し寒くて目がさめた。
昼間の陽射しがきつくても風は爽やかで、今週から隣りの中学校の文化祭や
小学校の運動会、区民体育祭と、秋の催しがはじまる。
鉢植えの菊の蕾も膨らんで、これから日増しに気温も下がていくようだ。
十月に入っていよいよランニングシーズンの始まり、25日に「大阪マラソン」、
来月、1日には「淀川市民マラソン」と各地で大きなマラソン大会が開催される。
十年前に比べるとマラソン人口の増加に合わせて、大規模な都市型マラソン大会が
増え、人気のある大会はエントリーしても抽選になり、簡単には走れなくなった。
それも都市型マラソンに集中するからで、探せば抽選もなくエントリー料も安い、
アットホームないい大会が見つかるし、人気のある大規模な大会はパスして、
地味だが小さな大会で気持ちよく走るのもいい。
これからはランナーもマラソン大会もさらに多様化していくだろう。
この前の「丹後ウルトラ」でも、仮装ランナーをはじめ、素足のランナー、
草鞋、手製?サンダル、ベアフットシューズと足元も色々変わってきたのに
驚いた。
余談ですが、先日の「ウルトラ」の余波でしょうか、ただいま私共の
ランニングのモティベーションとやらが、いまだ何処かへお出かけのようで、
しばらく行方不明!になっています。
いま「吉田修一」の小説、「路」(ルー)を読んでいて、「台湾に新幹線が走る」
台湾の山村出身の幼友達が台北に働きに出て、やがて故郷に帰ってくるが、
ワンが兵役に就き離れ離れになり、ホンが郵便配達の青年と結婚したことを知る。
映像も綺麗だったが、主役のふたり、王晶文(ワン・ジンウェン)と
辛樹芬(シン・シューフェン)の二人が如何にも素朴で・・・、
忘れていたものに出会ったみたいな気がした。
クールでキュートで可愛いかった。これほんとに94年の映画?・・・
って思ってしまう。
秋の夜長はアジアンシネマ! ミッドナイト・エクスプレス!