例年より気温が上がりそうな11月23日、日曜日
6時過ぎ、第二京阪から〜京都縦貫道へと入る。
7時頃、縦貫道乗り継ぎポイントの「京丹波和知インター」の入り口を
見過ごして、国道27号の一般道を行く羽目になってしまった。
この時期特有の濃霧で表示案内を見落としてしまったようだ。
沿道はみごとな「霧の紅葉」だが、見とれてるいる場合じゃない。
結局、そのまま一般道をつないで、8時過ぎ指定された駐車場に到着。
そこからバスに乗り換え会場へ向かう。三段池公園をぐるりと迂回して、
15分もかかる。受付を終え、体育館が満杯なので外の芝生で準備をはじめると、
すぐに開会式が始まり、ストレッチ体操の音楽が聞こえだしたので、
急いでステージ広場へ向かう。到着が遅れたせいでアップの時間がない。
後から気付いたが、食べ物や、水分の補給もいつもに比べると少なめだった。
アップに行こうとすると、スタート30 分前、ブロックへの整列が始まている。
それでも軽くジョギングして戻ってくると、すでに15 分前、
Eブロックも満員。
陽も出てきて気温も上がりそう、被っていたビニールを脱ぎ、
10 時30分、いよいよスタート、歓声が上がる!
スタートから1㌔強のながい下り、最後に必ず泣かされるこの坂は
「福知山」のハイライト。ここは足の流れにまかせて飛ばす。
10㌔までは市中を周回して、「由良川」にかかる「新音無瀬橋」を渡ると、
さっき降りてきた坂の交差点、ここを左折して、
折り返し点の25 ㌔手前まで「由良川」沿いを行く。
下り坂で勢いがついたまま、「ちょっと、とばしすぎや!」誰かの声も、
駅前の「鬼太鼓」の音にかき消され、十㌔はそのままいけいけモード・・・
ハーフ地点まで、5min/k のペースで押していくと、
前からトップランナーが折り返してきた。
あの「川内優輝」選手、ブッチきりで2位以下を大きく引き離し、
迫力満点の走り、小柄な体型なのに大きく見える。
その走りに刺激されて、またここで一段ギアーが上がる。
(たぶん気持ちだけ・・・)
折り返しを過ぎてもまだガマンして押して行く、(これもつもり・・・)
やがて30 ㌔、ここで予期せぬことに、アスファルトのちょっとした凹凸に
足を取られてバランスを崩す。(これはすでに足にきていた・・・)
それがきっかけで左足が痙攣して失速、かばった右足にも・・・!
測道に出て停止、軽く屈伸してまたゆっくり走り出したが、
また痙攣しそうで、ペースを戻すどころか、「リタイア!」がちらつく。
つぎの給水ポイントでレストして、冷却スプレー、屈伸とケアーして、
出直しを計る。痙攣はどうにか治まったが、ペースは戻せなかった。
サブ4 のペースメーカーが掛け声を出しながら、
一団を引っぱって追い越していった。
そのあとどんどん抜かれて、結局、30 ㌔〜40 ㌔の10 ㌔が1 時間04 分かかって、
いよいよ最後の1,3 ㌔の上り坂、周りの声援を受けながら、
がんばるランナーを尻目に、また一段とペースは落ちたが、
ここで止まるわけにはいかない。このペースだけは崩さずにどうにか
フィニッシュ! 4 時間4 分07 秒 <ネットタイム>
この結果はともかく、今回いろいろ反省することばかりだが、
そのひとつは、やはり「前半の入り方、とくに最初の5 ㌔はおさえ気味に!」
の鉄則をみごとに無視して、9 月の「丹後ウルトラ」の教訓をまったく
生かせなかったことだろう。
細かいことは他にもいろいろありますが・・・、
どうにかリタイアせずに、完走することは出来ました。
沿道で「ありがとう!」と大きな声でずっと応援してくれた「おばあちゃん」、
こちらこそ本当にありがとうございました。元気をいただきました。
また、走りに来ます。
高校生をはじめボランティアの皆さん、災害復興中、開催にこぎつけられた
大会関係者の方々、ありがとうございました。
【主催者へのお願いですが、参加人数が多く、メイン会場が凄く混雑するので、
トイレの増設と、前回の同様、会場案内図は送付してほしいと思います。】